療育スタート!療育って何をするの?通ってみて感じたことと長男の成長

療育

こんにちは、はらすです。

長男は4歳9か月の時、「自閉スペクトラム症」と診断されました。

私の経験が少しでもみなさんのお役に立てればと思い
診断されるまでの過程をまとめました。

内容としては、私の体験談であり、個人の意見がメインとなっております。
ご理解の上、ご購読いただけると幸いです。

心理個別指導

療育センターにて、個別療育がスタートしました。

療育は、臨床心理士さんが担当してくれます。

臨床心理士さんも担当の方が決まっていて、
予約は毎回この方で取り、療育を行っていくことになります。

個別指導とは何か

個別療育とは、文字通り一対一で行う療育のこと。

メリットとしては

  • その子の発達や特性に合わせた療育ができる
  • きめ細やかな支援ができる

といったことが挙げられます。

また、
活動の中でその子の困った行動は何がきっかけで起こり、
どうして続いているのかを見つけ、
適切な行動へ修正していくことで

「小さなできた」を積み重ねていくことができます。

このような取り組みで日常生活に必要な能力を身に着け、
環境に左右されずに子どもが自立して生活を送れるように訓練していきます。

長男が受けた心理個別指導

長男は、療育センターにて計7回、個別療育を受けました。

昔の記憶を思い出しながら書いているので
詳しくは忘れてしまいましたが(ごめんなさい)

  • おもちゃで遊ぶ
  • あずきプールで遊ぶ

など、遊びを通して小さなできたを積み重ねていくという様子でした。

通園当初は、これって本当に意味があるの?など正直、思いました。

というのも、
長男の困りごとの中で一番悩んでいたことが「他害」でした。

なので、月1~2回の療育の中で
しかも、1時間遊んでいるだけのような活動で他害がなくなるのか…

正直不安でした。

でも、療育に通い続けた今ならわかります。
意味はちゃんとあります。

今まさにこの悩みを抱えているお父さん、お母さん、大丈夫ですよ。

本当に小さな積み重ねのくり返しが何百回、何千回と必要な彼ら。

他害や日々の困りごとは数回療育に通っただけではなくならないのです。

療育で適切な接し方を通して「できた」を積み重ねる

これが困りごとをなくす一番の近道です。

根気がいりますよね。
私も何度もくじけそうになりました。

でもくじけずに続けてきて良かった!と今はつくづく思います。

療育を受けて感じたこと

療育を通し、私が感じた印象は、

子供との接し方を親が学ぶ場所。

このように感じました。

もちろん、子供の経験、訓練の場所でありますが、
先ほども言った通り、月に数回、1時間程度なので時間が短く期間もだいぶ空きます。

大事なのは、日々の小さな積み重ねです。

ということは、大事なのは親の日々の接し方ではないかと私は考えました。

よって、療育に通うにあたり、次のことを意識するようにしました。

  • 日々の困りごとをメモしておき、療育の際に心理士さんに接し方を聞く
  • 療育の時は、心理士さんの接し方をよく観察する
  • 最後に接し方について質問し自宅でも取り組めるようにメモしておく
  • 幼稚園とも接し方について共有する

これらを意識することで
貴重な療育の時間を有意義に過ごせるようになりました。

まとめ

初めは「あれ?」と思った療育。

定型の子よりも発達がゆっくりということを考えると
療育の進むスピードもゆっくりなのかな?と思うと腑に落ちました。

そんな長男ももう小学生です。

まだまだ課題はありますが、
小さいころから療育に通っていたからこその今だと思っています。

くじけたっていい。
へこんだっていい。

でも、療育はやめないで続けてみてくださいね。
小さな積み重ね、とても大事です。

長い目で見守っていきましょう。

参考になれば嬉しいです。

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